コウノメソッド徒然草


コウノメソッドは名古屋フォレストクリニックの河野和彦先生が提唱されている認知症に対する治療方法です。現在認知症患者さは日に日に増加の一途をたどっていますが、その対応は遅々としたものです。私も数多くの認知症の患者さんに接することが多いのですが、コウノメソッドにであう以前は「年だから仕方がない」というスタンスでした。ところがコウノメソッドに出会ってから、それが間違いであり適切な治療を行えば認知症の方も「生活の質」が改善することがわかりました。

 無論、コウノメソッドに対しての批判があることは存じております。それならばコウノメソッドを上回る治療法を提示していただければ私は素直にそれに従おうと思いますが、現時点ではコウノメソッドより優れた認知症治療法は見当たらないようです

いずれにせよコウノメソッドによる治療を行うことにより、本人はもとよりご家族から再び笑顔が見れるようになることが何よりも嬉しいのです。

 

はじめに

 

私は認知症専門医ではありません。そもそも「認知症専門医」なんて存在しないのです。現在、大病院で「認知症」専門?と自称されているのは多くは神経内科医、精神科医などです。別に彼らは認知症に対する専門的なトレーニングを行っているわけではありません(将来的には変わってほしいものです)。こういっては何ですが特に大学病院では「診断は熱心ですが治療は画一的」であり、平気で「3ヶ月処方」を出したりするのです。個人的には認知症の患者さんは、特に最初の1−2ヶ月はその人にあった薬剤などの至適投与量などを調整するために、まめな診察が必要となることが多いと感じています。(河野先生のような方は一発で見極められるようですが、私にはまだ無理)そのため最初の数ヶ月は2週間ごとの診察をお願いすることもあります。

治療に関してはなによりも身近に接しておられる介護者の話をじっくり聞くことが必要です。ですので患者さんに同行される方は遠くの親戚縁者ではなく「身近に接している方」にお願いします。無論、ケアマネ、訪問スタッフなどのご意見も大切です

 

 

その1 コウノメソッドとの出会い
January.3.2015
その2 フェルガードに関して
January.10.2015
その3 私はだあれ
February.6.2015
その4 とある認知症の方
March.4.2015
その5 当院の受診パターン&ぼやき
April.19.2015
その6 レビー小体型認知症(DLB)とドネペジル
May.5.2015
その7 「増上慢」
July.5.2015
その8 2015年を振り返って
Dec.31.2015
その9 PSP(進行性核上性麻痺)での経験
May.5.2016
その10 だんだんとイロイロな患者さんがやってくるようになりました
Oct.8.2016
その11 サプリに関して思うこと
Dec.31.2016
その12 この一年を振り返って
Dec.30.2017
その13 最近の認知症対応に関して
March.20.2018
その14 治療はいつもヒヤヒヤモノ
June.24.2018
その15 介護のチカラ September.30.2018
その16 最近の方向 February.16.2019
その17 発達障害と認知症
August.4.2019