Vol. 32
2009. Jan. 16
親子でいすみ鉄道&小湊鐵道乗下車旅行(その1)
今回は夏休みを利用した初めての親子男二人の一泊二日の鉄道旅です(母親不参加、当然か)
以前から気になっていたいすみ鉄道&小湊鐵道です。一泊二日でもちょっと全駅乗下車はきつそう。そこでどちらを優先するかということになりましたが、どうやらいすみ鉄道はヘタをすると数年内に廃線になってしまうかもしれないような状況にあるとのことでした。そこでこの機会を逃したら永遠に味わえなくなってしまうかもしれない「いすみ鉄道」を優先することになりました。
今回もチビスケの書いた「チビスケメモ」をつけます。チビスケの文はこの色で示します
いすみ鉄道はもとは国鉄木原線といい本来は木更津と大原を結ぶ房総半島を横断する路線の予定で計画された路線ですが頓挫したものです。木更津側は「久留里線」として、そちらはJRのままですが木原線は国鉄からJRになるときに第3セクター「いすみ鉄道」として再出発したものです。終点の上総中野では「小湊鐵道」と駅を共有しています
出発準備編
日程はお盆休みの8月14,15日決定。さてせっかく一泊できるのだから宿泊は養老渓谷に決まり!!ところがお盆休みに宿泊は可能でしょうか?すでに満室なのでは無かろうか?と、とにかく養老渓谷観光協会のホームページから片っ端から宿泊施設に電話を入れてみました。ところでこの養老渓谷観光協会のホームページ、なんとなくアマチュアの方が作成したような雰囲気です。私は普段Macintosh computerを利用するのですがMacでみるとレイアウトが崩れてしまいます。しかも掲載されているホテルのURLをクリックしても4箇所のうち3箇所はつながらなかったりします(現在は改善しているようです)。まあこれも「手作りの味」と解釈して楽しみましょう
いすみ鉄道路線図です
ホームページトップから順々に旅館に電話を入れますが、どこもすでに「満室」とのことです。これはやばいかなあと唯一の「ペンション」に電話をかけるがここも満室!いやまいったなあと思いつつ、ホテルは真っ先に満室だろうけれど、一応電話をしてみようと電話をかけると何カ所目のホテルであっさりOKでした。さらに養老渓谷駅まで迎えに来てくれるとのこと、これはありがたいと予約をしました。他は満室なのになんでここはOKなのか、また電話の対応もなんだかホテルらしからぬ少々素人っぽいのが若干不安でもありましたがとにかく宿は確保できました。
さて、宿は確保できた。今度はスケジュール調整だ!例によって時刻表とにらめっこをしながら方眼紙に時刻をブロットし、スケジュールを組んでいきます。
いすみ鉄道は大体1時間に一本のペースで出ていますが、問題は「小湊鐵道」、この両線は千葉のど真ん中付近にある「上総中野(かずさなかの)駅」を終点とします。すなわち「いすみ鉄道」で上総中野に行き、そこで「小湊鐵道」に乗り換えて次の駅である「養老渓谷駅」で下車して宿に向かう予定です。
問題は「小湊鐵道」です。小湊鐵道は内房の「五井駅」から途中までは30分に一本程度列車がでるのですが、途中からは一時間に一本程度となり、最後の養老渓谷ー上総中野間は一日に5本しか列車が走りません。
よーく、考えて17時半頃の上総中野発の列車に乗れるようにスケジュールを組もうと言うことになりました。
上総中野発 | 06:55 | 10:45 | 14: 00 | 17:15 | 20:24 |
養老渓谷発
|
07:03 | 10:53 | 14:08 | 17:23 | 20:32 |
上総中野からの時刻表です。一日5本しかありません
当然のごとく17:15分発の列車に乗れるようにスケジュールを組むことになりました。
このように手作業で組んでいきます
よし!これで準備万端!
と思っていたら
横からチビスケが口をはさみました。「小湊鐵道は平日と土日で時刻が異なるけれど大丈夫?(予定は金曜日)」と聞いてきます。
「平気、平気、ちゃんとわかっているから」と答えますが「お盆だから休日ダイヤになっているかもしれないよ」としつこくくらいついてきます。
お盆ごときでいちいち休日ダイヤにするわけがないでしょう。だいたい山手線や地下鉄だってお盆でも平日ダイヤではしっているじゃあないの!大体そんなことがあれば時刻表やホームページにそのことが掲載されるはずだよと反論します。
でもまあ念のために小湊鐵道に直接、電話を入れて確認を取ることにしました。
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ところがところが!!!!思わぬ事態が!!!!
ぬわんと!当日は近隣で「花火大会」があるとのことで、その都合で夕方以降は小湊鐵道の列車はすべて運休(2本しかありませんが)になるとのこと!さらに16時半に代行バスを上総中野から花火大会会場に走らせるとのことで、そのバスが養老渓谷駅に停まるのでそれを利用してくれとのことでした!!
ええー!??花火大会のために列車が運休なんてすごすぎます!都会の発想では花火大会のために列車を増発するのではないでしょうか?まあ推測ですが花火大会のために五井方面からの輸送力増強のために車両をそちらにまわしたのでしょう。
予約したホテルに頼めば上総中野まで迎えに来てくれるでしょうが、これはこれで面白いのでそのままとしました。
でもそうすると初日は訪問できる駅が少し減ってしまうことになります。まあ無理をせずにのんびり温泉にでもつかりましょう!と計画を練り直しました。
そんでもってようやく出発!いすみ鉄道編!
例によって早起きして東京駅へ。駅弁を買いテクテクと外房線のホームまで歩くが東京駅って広いなあ。ホームに着くまで10分くらい歩くのです。
特急「わかしお」に乗車。これからローカル線に乗るのですが、この最新型の特急電車も快適です。新しいものは新しいなりに快適です。
1時間半ほどで「大原駅」到着
父は深川めし、子は鯵鯖よくばり寿司弁当を購入。特急「わかしお」は快適です
チビスケメモ
いすみ鉄道・小湊鉄道
2008年8月14日〜15日(1泊2日!!)5回目記念
東京→大原
わかしお1号(外房線特急)に乗っていすみ鉄道の始発駅大原駅に行く
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†
大原(おおはら)駅
立派な?地方駅。さてここで昼にたべるものをゲットする予定でした。特急電車が停まる乗換駅なのでコンビニくらいあるだろうと駅前に出たところ、コンビニなんてありません!!!何かあるだろうと駅前を少し歩くと、コンビニのようなミニスーパーのようなお店が一件ありました。そこに入ってみましたが弁当やサンドイッチなどはありません。かろうじてヤマザキのランチパックを発見!これを昼食代わりにすることにして購入。途中何かお店があればいいなあと期待しつつ駅に戻りました。
大原駅です。右側の入口がJR.左側の自転車が置いてあるところがいすみ鉄道への入口です
駅前風景(グリグリとクリックしたまま左右に動かせます)(要QuickTime)
右側はJR、フェンスの左側がいすみ鉄道です
手書きの案内板です
切符は車内で購入します
初めて見る「いすみ鉄道」の車両はレースバスとも呼ばれる黄色い気動車。でも車両自体はそれほど古くもなく冷房も効いています。最近はエコに強力とのことで家庭から出た廃油を再生して燃料の一部として使っているそうです。
思わず「がんばれ!いすみ鉄道!!」と言いたくなります。
おお!バイオ!?
もともとは国鉄の「木原線」(木更津と大原を結ぶ予定だった)が国鉄からJRになるときに第三セクターとして生まれ変わったものです。ですので国鉄時代の影響があちこちに見られます
壁に貼ってあった路線案内図、途中駅でトイレがあるのは4駅。なによりもトイレの有無を明示しているのがすばらしい?
出来たばかりの城見が丘駅は掲載されていません
それにしても今日はいい天気!!暑くなりそうですが前回の同じ千葉である「久留里線」乗車が雨にたたられたことを思えば嬉しいかぎりです
8:58大原発
チビスケメモ
大原駅
いすみ鉄道には駅弁を売っている駅はないので大原駅でサンドイッチ(大原駅には駅弁はない。)を買った。
駅を出るとすぐに田園風景。晴れ渡った青空に稲穂が美しく映えます。うわー、これはきれいだ!こんな美しい田園風景は久しぶりだ!!
駅を出るとじきに一面の田園風景。快晴であり素晴らしい風景でした
9:07 上総東(かずさあづま)駅
簡単な待合がある簡素な駅、上り側の待合は木造ですが、下り側のそれは木造ではありません。この差はなんなのでしょうか?建築年代が表示されている「建物財産標」をさがしますがみつかりません。国鉄〜JRのものはこの「建物財産標」があるものですが、いすみ鉄道では殆ど見つけられませんでした。第3セクターになってからは外されてしまったのでしょうか?
上り線ホームの木造待合所
下りホーム(右側)は鉄パイプで組まれた待合所
上の画像をクリックするとCubicVR(360度パノラマ画像)を見ることができます(要QuickTime)
駅を出ると隣に公民館風の廃屋があります。これはおそらく以前は駅舎として使用されていたんじゃないかなあと二人で話しましたが、後ほど調べたらやはり昔は駅舎として使用されていたものだったそうです。
現在は使われていない旧駅舎
周囲は田んぼに囲まれ、何ともいい雰囲気の駅でした。
9:51上総東発
チビスケメモ
大原→上総東(かずさあずま)
いすみ鉄道の1日乗車券(大人1000円子供500円)を買って出発進行!上総東駅は無人駅でここでは※交換ができる。駅舎(待合室)は木造で風が吹くとても気持ちがいい。近くには昔使っていた駅舎がそのまんま残っている。中には入れない。(利用客は1日55人)
*上下線がすれ違うことが出来るということです
†
9:57 西大原着
待合がひとつだけの簡素な駅。なぜか待合は黄色く縁取られていました。この駅には建物財産標が残っており「昭和35年」とあります。それほど古くもありませんが、ほぼ半世紀を経ているのですね
昔ながらの手書きの駅名看板です
この駅だけ柱が黄色く塗られれていました。建物財産標が残っている駅は少ないようです
国道から眺めるとこんな感じ(左)・空はどこまでも青く晴れ渡っていました(右)
この駅の周囲には民家がある程度密集?していますが、その遠方はやはり田んぼです。
それにしても50分前後も特に何もせずに何もない駅周辺をブラブラしているだけなのに時間がもったいないなどという気には全くなりません。不思議なものです
10:42 西大原発
チビスケメモ
上総東→西大原
無人駅。周りは人家だけ。ホームにはこぎれいな待合室がある。聞こえてくるのはせみの鳴き声と車の音だけ。(利用客は1日に28人と比較的多い)
10:55 国吉(くによし)駅着
ここは駅舎というよりは公民館の一部が駅の待合になっているという駅です。無人駅ですので駅員がいるわけではありません。
けっこうまともな駅じゃん!!
立派な駅舎!と思ったら大部分は「いすみ市商工会館」であり、右端の一画が国吉駅なのです。当然無人駅です
交換の出来る立派なホーム
引き込み線跡発見!錆びたレールが認められます
大原方面を臨む
上総中野方面
そこそこ人の乗り降りがあります。さびれているというわけではないようですがのんびりした感じです。それにしても当日はものすごくいい天気ですが、ものすごく暑くもあります。一駅ごとにペットボトルを二人で一本飲むようなペースで水分補給をしておりました(あらかじめペットボトルを4-5本持ってきているのです。なんといっても自販機すら無い駅もあるのですから)
あちこちの駅に貼ってある「いすみ鉄道存続問題」に関するポスター。存続決定と言っても暫定的なもののようです
がんばれ!い鉄!
11:19 国吉駅発
チビスケメモ
†
西大原→国吉
無人駅。ここも交換できる。駅舎は公民館と合体している。周りは人家とタクシー会社とレストラン(でもお休みでした)だけ。(利用客は1日126人)
11:22 新田野(にったの)駅着
ここも何もない駅。傍らに(たぶん)国道が走ります。待合所もいかにも「とりあえず作りました」といった感じの質素なものです。雨は防げても風や寒いときは役に立ちそうもありません。でもステキ!!
このタイプの待合が多いようです。
上の画像をクリックするとCubicVR(360度パノラマ画像)を見ることができます(要QuickTime)
駅の後ろは国道のようです。車で走っていたら見落としそうです
待合所にあった四角い部分は、おそらく建物財産標が貼られていたと思われます。第3セクターになったので不要となったのでしょうか?見渡してみるとホームの端に「1960-6」と彫られたさび付いたプレートがありました1960年、すなわち昭和35年に造られたのでしょう。個人的には意外と新しい?ような気がします
11:59 新田野駅発
チビスケメモ
国吉→新田野
無人駅。周りはなんにもない。待合室には虫が多くとても不気味。風がとても気持ちがいい。ここはただボーとしているのがいい。(利用客は1日18人)ここはデートコースに向いていない(?)*
*父親注:マンガの影響で急にデートコースにこだわっていますが、実行力ゼロであり戯れ言と思ってください
12:11 城見ヶ丘(しろみがおか)駅着
今年の8月9日に新たに開業したばかりの駅!開業してまだ1週間も建っていない駅です。何でも経営再建のために作られた駅だそうです。でも何で今更こんな所に駅をつくったのか部外者の私達にはとうてい理解出来ません。高速バス停まで250〜400Mの距離にあるので便利??ショッピングは買い物が多かったら車を使う人の方が多い気がしないでもない。1時間に一本の列車で保育園に子供連れて行くとも思えないし、、
できたてのほやほや〜
さすが最新式??
駅の北側には新築の住宅が一軒ぽつんと建っております
駅の南側にも新築の住宅が一軒。遠方にショッピング街?があるようです
おお!遠くに確かに城が見える!!!
まあシンプルな駅です。駅前には民家が数軒あります。駅まで徒歩0分ですね
遠くには確かに「城」が見えます。でも城に行くならば隣の大多喜駅からですね
特に見るべきものもなく?あっさり駅を離れました
12:17 城見ヶ丘駅発
チビスケメモ
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新田野→城見ヶ丘
2008年8月9日に開業した生まれたての駅。(?)無人駅。周りにはショッピングセンターと高速バス停(かなり歩く)がある。女の子と一緒に買い物するのもよし(?)*
*父親注:マンガの影響で急にデートコースにこだわっていますが、実行力ゼロであり戯れ言と思ってください
12:21 上総中川(かずさなかがわ)駅着
ここも何もない駅。駅前に道路が走っていますが、やはり何もありません。それにしても駅の境界に垣根が設けられているところが多いようです。何とものどかでいい感じです。
外から見た待合 / 表通りから少し入ったところにあります。やはり知らなければ通り過ぎるパターンです
それにしてもどの待合所もきれいに掃除されています
カマキリ発見!
垣根の向こうには民家があります
電柱も木製です
上の画像をクリックするとCubicVR(360度パノラマ画像)を見ることができます(要QuickTime)
ここでランチライムです。当然ながら駅前に食堂なんてありません。大原で買っておいたヤマザキのランチパックであっさり。物足りない気もしましたが暑さで少し食欲が落ちているのか、チビスケも文句は言いませんでした
ゆっくりとお昼を食べて付近を散歩して
13:24 上総中川駅発
チビスケメモ
†
城見ヶ丘→上総中川
無人駅。ここでお昼ご飯を食べた。待合室はとてもきれいである。周りには食堂とガソリンスタンドがある。(利用客は1日27人)食堂で女の子とゆっくり話すのもオススメ!
ところで上総中川駅を出て散歩をしていたら、こんなとてもクラシックなトラックを見かけました。まだ現役のようですが相当古そうです。マツダのトラックのようで外観からは60-70年代風ですが、車には疎い私には皆目わかりません。誰かご存じの方がおられましたらお教えくださいまし
13:35 小谷松(こやまつ)駅
駅前に防火用水があります。それと何よりもすぐ横に立派な神社があります。けっこう由緒正しい?神社のようです。小高い土地に神社があり境内は木々に囲まれています。ここでしばし休憩し水道で顔を洗って少しすっきり。暑さでばて気味の体ですが少し元気を回復しました。
写真の左側には神社、右側には防火用水?が見えます
神社右の道を上っていくと眺望が広がります
この簡易タイプ?の待合は共通形式のようです。ここでは柱が青く塗られていました
季節になったら紫陽花がさぞ美しいことでしょう
左は神社入り口、急な階段を上って上から撮影すると右の写真のようになります
ところでこの踏切は軽四輪と耕耘機以外の車両は通行できないそうです
(バイクも車両だぞなんて突っ込みはしません)
14:16 小谷松駅発
チビスケメモ
上総中川→小谷松(こやまつ)
無人駅。近くには神社がありそこは水が出るので手を洗ったり顔を洗ったりするのもよし。
女の子と童心に戻ってブランコで遊ぶのもよし(!)*
*父親注:マンガの影響で急にデートコースにこだわっていますが、実行力ゼロであり戯れ言と思ってください
14:23 大多喜駅(おおたき)着
いすみ鉄道唯一の有人駅。駅舎は比較的新しく立派です。でもホームは何とものんびりとした雰囲気でいっぱいです。この頃には暑さで少々ばて気味です。駅を出るすぐそばに観光案内所兼休憩所がありました。ここは冷房が効いています。なんだか久しぶりの冷房の効いた場所でひとやすみです。それほど遠くないところにお城があるようですが、訪れるには時間は半端だし、どうせ再建した新しいものだしと思い、観光はせずに駅におりました。
さすがご立派な駅舎、右の写真は駅から少し歩いたところから撮影したものです
下り(上総中野方面行き)のホームを臨みます。新しい駅舎と一体化しています
上り(大原方面)のホームを臨みます。こちらは古い木造の待合があり、さらに後ろには引き込み線があります
上り列車と同時に引き込み線からも列車が動き出しました
駅はよくみると車庫があったり、控えの気動車が動き出したりとぼーっと見ていてもけっこう楽しいものがありました。次の列車まで1時間半ありましたが退屈することなく(すでに時間の感覚がおかしくなってきている?)過ごしました
上り線側(左写真)には詰め所らしき建物、下り線側(右写真)には整備場?がありありました
さて、出発!
15:59 大多喜駅発
チビスケメモ
小谷松→大多喜
いすみ鉄道で唯一の有人駅である。ここにはいすみ鉄道の本部(?)がある。実は勝手に車庫に入ってしまったのだ。(勝手に入って駅員に怒られても知りません)ここは大多喜城があり歩くととてつもなく時間がかかる。ぼくたちも歩いたが途中であきらめた。観光本陣には(建物)アイスが売っている。(500円です)大多喜城へ女の子と一緒に行くのはオススメ*。本日はこれにて終了。そして上総中野へ向かう。
*父親注:マンガの影響で急にデートコースにこだわっていますが、実行力ゼロであり戯れ言と思ってください
ここまでの印象は「くそ暑いけれど気分は最高!」といった感じです。列車は20年来使用している割には小ぎれいで、ワンマン化しており、きれいすぎるような気もしますがそれはそれでよいのです。それよりも景色が素晴らしい!!一面の田園風景で稲穂が光って見えるような感覚すら覚えます。ディーゼルカーなので架線も存在せず田んぼの中を線路が一本横切っているだけ!このシンプルな風景がとても美しく見えます。またこの盛夏の青空が気分をいっそうさわやかにしてくれます。
とりあえず大原から、いすみ鉄道のほぼ中間である大多喜+小谷松までは全駅乗下車しました。
以後つづく