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その15
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大怪獣手帳 |
大怪獣手帳(1968)
今回はウルトラマンを知る世代には懐かしいモノです。大怪獣手帳です。見出しはなんと「200匹の怪獣のことがなんでもわかる!」とのことです
実はこの本というか冊子は当時の雑誌「ウルトラマン」(このウルトラマンのシリーズ)の付属、要するにおまけでした。しかもこれは私が購入したものではありません。当時友達の家に遊びに行ったときに「もらった」モノなです。1968年8月号の発行となっていました。残念ながら本体の「ウルトラマン」8月号は記憶にありません
普通、こんなものはいつもなにか無くしてしまうのが常なのですが、なぜか残っていました。そもそも長らく行方不明になっていたのですが両親の住んでいた家を整理していたら屋根裏部屋から「発掘」されたものなのです。これを見つけたときは思わず「あったー!」と声を上げてしまうほど懐かしかったです
表紙は「怪獣手帳」とうたっている割にはなぜか「恐竜」です

まあ、それはさておき開くと「怪獣大行進! キミもこれで怪獣博士になれる!」との煽り文句です
写真はおなじみの、どこかで一度は見たことがあるようなウルトラマンに出てきた怪獣の写真が並んでいます


最初はウルトラマンに出てきた怪獣ばかりですが、途中から「絵」になっているもの多数です。写真が間に合わなかったのか予算の都合なのかは不明です

しかもあまり上手とは言えない絵です
途中からはウルトラQに出てきた怪獣たちにも加わります

さらに「ウルトラマン怪獣大画報」というページが出てきますが、この絵はオリジナルではなく、既出のものを使いまわしたものばかりでした。著作権とか大丈夫なのかしら??

他にも結構有名な挿絵があったりします
背景に注目!!

ウルトラマンに出てきた怪獣たちのカラー写真が並びますが、非常に興味深いのは背景が畑だったりトタンの壁だったり、草むらだったりすることです。なんだか製作所で出来上がった怪獣たちをとりあえず外に出して日差しの下で撮影してみた感がありありです。なんだかとっても親近感あり当時はある意味でワクワクしたものでした。現代では絶対撮影されないような風景でほんわかとしてしまいます
ところで「200匹の怪獣」とありますが、ウルトラQとウルトラマンだけでは70匹程度にしかならず、とても足りません。そこで穴埋めなのでしょうか?そこで員数合わせなのでしょうか?次第にアヤシイ紹介となっていきます。

「生きていた怪獣」などと見出しが出ます。でも出だしが「パラサウロロフス」とちゃんと「七千万年前の生物」の書かれた「恐竜」です。「怪獣」ではありません

まあこれは古代の生物としてみなせば怪獣ではないけどまあいいでしょう

さらにページをめくると、そのうち「一つ目怪獣」とか「シーラカンス」などがでてきました
シーラカンスは現代でも生存していますが「魚」であって怪獣ではない!それより一つ目怪獣って何?
もう「200匹」という数を合わせるために「外国からの怪獣」と称して海外のモンスターが紹介されてきています。版権もなにもないようです。「怪獣」ではなく「宇宙人」や神話に出てくる生物?まで、とにかくなんでもあります。


もう何がなんだかわかりません
そして最後のページには「魔神バンダー」という、とってもマイナーなヒーローが唐突にでてきました。私は名前は知っていましたが、どんなものかは全く知らないままで興味もないものでした。これも怪獣ではないですよね?

最後に右側のページにクイズがあったので皆さんわかりますか?
それにしても捨てずによく残っていたもんだと思っています。なにより畑の前などで撮影された怪獣たちの写真がお気に入りの一冊でした
クイズの解答をはりつけておきます
