分類不能項目
Vol. 81
2026. July.18
手術直前の頭痛と全身麻酔
先日、初めて手術を経験しましたが同時に初めて全身麻酔というものを経験しました。
ときどき「麻酔から目が覚めなかったらどうしよう!」と心配される方もおられます。私はそうしたことに鈍感なのか、職業がらもともと気にしないのかわかりませんが、そうした恐怖感は皆無でした。
ところで私は頭痛持ちです。疲れているときなどにひどい頭痛に襲われることがあります。そうしたときは頭痛薬を利用して、その都度痛みをしのいでおりました。そうした理由で頭痛薬は常備品となっていました。
ところが腰部脊柱管狭窄症を発症してからは痛み対策で連日痛み止めの内服が必要となり、特に4. 5月は連日内服するようになりました。
痛み止めが効果的なのでしょうか、連日内服しているときは頭痛も発症すること無く、頭痛に関しては問題なく過ごせておりました。
さて、狭窄症手術のため入院することになりました。どうせ手術するのだし、狭窄症による下肢の痛みも、なにより頭痛も落ち着いているので「鎮痛薬」はお休みしておこうと自己判断。入院2日前から内服をやめてしまいました。
入院すると手持ちの薬は看護師さんに預けてしまい手元にお薬はなくなりまいた。入院当日は痛みもなく過ごしておりました。
翌日の手術日になりました。朝からなんだかアタマが痛くなってきました。これはいやだなあ〜普段だったら痛み止めを内服するのですが、薬は預けてしまったので手元にありません。そもそも手術当日に勝手に内服するわけには行きません。仕方がないのでじっと我慢します。
普段は少し寝れば治るのですが、今回はそうも行きませんでした。昼寝から目覚めてもアタマが痛い。これはまいったなあと思ってもどうしようもないです
腕にはすでに点滴が入っています。動きが制限されます。私は臥床すると頭痛がひどくなるタイプなので横になることができません。仕方ないので床頭台にアタマを乗せて突っ伏すような姿勢でいました。
なんでこんなにイタイのかなあと考えると、3ヶ月近く連日内服していた痛み止めが一因ではないかと思い始めました。連日の内服して収まっていた症状が、鎮痛薬を急に中断したことによる一種のリバウンドではなかろうかと思い始めました。
その後も痛みは収まりません。一時は吐きそうになりそうなくらい痛みました。吐いてしまいそうとも思いましたが、手術当日であり昨晩からなにも食べておらず、吐くものもありません。
こんなに痛くて手術なんてできるのかなあと心配にすらなってきました。それでも手術で麻酔をされてしまえば痛みはわからなくなるはずなので、早く麻酔をかけてほしいとも思うようになっていました。
手術は当初、午後1時半頃から開始予定だったのが、先方の都合で手術室に移動したのは3時半過ぎでした。その間、頭痛で悶々としておりました。
手術室に入ったときは痛みのピークは超えたようでしたが、まだまだイタイ。そうしているうちにマスクを装着され、「眠くなりますよ〜」と麻酔科医のお言葉
私はその時「ああ、これで楽なることができる」と思うばかりで手術のことなぞどうでも良くなっていました。
麻酔のガスが入ってくるとアタマがぼうっとすると同時に頭痛も楽になっていくのがわかりました。
ぼんやりしたアタマで「ああ楽になってきた」と嬉しかったのを覚えています
数時間後、麻酔から目が覚めるとすでに病室に戻っていました。アタマはぼんやりしていますが、頭痛が治まっていることに安心した記憶があります
手術の経過よりもなによりも頭痛が収まり心底ほっとした記憶があります
翌日からは痛み止めの内服が開始されたこともあり、それも非オピオイド系薬剤という強いものも当初は含まれており(後に中止)、頭痛に悩まされることはなくなりました。
内視鏡手術のためなのか手術の痛みは皆無であり、頭痛もなくなりました。その後痛み止めも減薬し、最終的にはすべて終了となり、めでたしめでたしでした
術後一月になろうとしていますが、たまにアタマが痛くなることが出るようになってきました。まあ、その都度薬を内服すれば収まるので大した問題ではないと思っています。それにしても痛み止めの連用は特に休止する際は慎重にせねばならないと肝に命じることとなりました
それにしても手術にあたり、手術のことより頭痛の方がつらかったというのも妙な話ではあります