分類不能項目
Vol. 79
2025. June.1
馴染みの店
よく記事で「長年通っているお気に入りをお店」などが紹介されています。数十年通い詰めているとか、あそこのナントカが絶品」とかの紹介があります。
私の場合はどうなんだと振り返ってみました。そもそも私はアルコールが全く飲めないので「飲み屋」は縁がありません。味覚自体もアヤシイところがあって「なんでも美味しく食べられる。悪く言えば味のセンサイな違いはわからない」という人間です。先日,本当に久しぶりに「回転しないお寿司」を食べる機会がありました。一緒に食べた仲間は「これは本当に生きが良くて美味しい」と絶賛していました。私はといえば「美味しい」のはわかりますが、「ふつうに美味しいじゃん。どこがよくわからないけど」という情けない人間です。
まあ私には当てはまる店はないかなあと考えてみました。学生の頃は行きつけの喫茶店がありました。そこは味わうというよりマスターと話をするために通うようなところでした。残念ながらすでに存在しません。
あとはあるとすれば深大寺のお蕎麦屋さんです。ここは開業してまもなく通い始めたのでかれこれ20年くらい通っていることになります。お店の店員のおばちゃんたちの顔ぶれも当時から続いている方々もおられます。当然私の顔も覚えられています。当初から働いているおばあちゃん店員もいるのですが、先日姿が見えないので「もしかして亡くなられたのかな?」と心配になってしまい他の方に「おばあちゃんはどうしたの?」と訪ねたら「奥で休んでいるだけだよ」と言われホッとしたこともありました。
そこは長年通っていますがお店の人と長話することもなく、黙々と食べるだけなので、行きつけではあるがお店からすると「昔から来ている客の一人」に過ぎないでしょう。
あと私の行きつけのお店といえば、クリニック隣りにあるファミリーマートとなります。店員さんにもすっかり顔を覚えられています。なんだか情けない気もしますが、このファミマこそ店舗ができてから通っているので私にとって一番お似合いなのかもしれません