分類不能項目
Vol. 69
2016. Oct.30
新 当院の年齢別受診状況
かつて2004年に当院の年齢別受診状況を掲載したことがあります。このころは開院して未だ3年半であり、周辺には当院にk街の医療機関は存在せず内科は無論、小児の受診が非常に多かったものです。
しかし時は流れ比較的近所に小児専門クリニックや内科クリニックもできました。そのため特に小児の受診はだいぶ減りました。
さて、どのくらい受診状況に変化があったかなあと、改めて調べてみました。(正確に言うと、年ごとの表示が簡単にできることが気がついたのですが)
まずは2002年10月から2004年6月ごろまでのデータです
このころは圧倒的に小児とその保護者と思われる年齢層が多く、あたかも小児科クリニックかと錯覚してしまうほどでした
ところが昨年2015年となると、このように変化しておりました(2015年の一年間です)
このように小児はかなり減っており、その分高齢者が増えてきています。
しかしこうやってみてみると、思ったよりも小児が未だ多いんだなあ、というのが本音です。予想では小児受診はもっと減っているのかと思っていましたが年代別に見ると10歳以下が一番多いようです。それでも40歳以上の年代では全て増加しており、とくに80代以上は多くはありませんが倍以上増えております。
当院の周囲の状況は開院当時とは大きく異なっています。一番の原因は外環自動車道の建設工事の影響です。すぐそばにジャンクションが出来る予定なので、多くの世帯が立ち退きになっています。そのため患者さんたちそのものが転居していなくなってしまっているのです。
道路は出来るが住民は減ってしまう。さてこの先いったいどうなるのでしょうね?