Vol. 31
2008. Nov. 16
親子でわたらせ渓谷鉄道旅行
秋も深まり、時間もとれたのでチビスケと二人で「わたらせ渓谷鉄道」旅行をすることになりました。
ところが、これを決めたのは実行の約10日前というきわめていい加減な計画でした。とりあえず相老(あいおい)駅までの切符を確保し、あとはなんとかなるでしょうといった極めてずさんな日程でした。予定の4日ほど前に改めて時刻表を見ていると、おやおや「トロッコ列車」があることに気がつきました。でもさすがにすでに予約を取ることはできず、のんびりと行くことにしまいした。わたらせ渓谷鉄道自体も列車は一時間に一本程度であるので、スケジュールはチビスケに任せることにしました。
今回もチビスケの書いた「チビスケメモ」をつけます。チビスケの文はこの色で示します
私と言えば「足尾銅山があるところを走るローカル線」といった程度の知識しかありませんでした。
わたらせ渓谷鉄道公式ホームページより
出発!
チビスケメモ
わたらせ渓谷鉄道オススメ駅めぐり
AM4:30頃起きる(早くない。夜明けとともに出陣しなければ帰ってこれなくなる!)
注:こんなに早く起きなくてもいいのに、、、
AM4:40頃家を出る。 AM5:01発 丸の内線に乗る。
注:なんと始発電車です。さすがに空いてます
AM5:26頃 赤坂見附着 AM5:31頃 銀座線に乗る。
AM6:10頃 浅草着
注:途中トイレタイムなどで若干遅れましたが、それでも十二分に早い!!
という風に東武伊伊勢崎線の始発駅浅草駅に着いたわけである。
JR線で桐生まで行ってもよかったのだが今回は東武桐生線の相老まで行く
朝の6時には東武浅草駅に到着!浅草駅に来るのはいったい何十年ぶりだろうといった感じです。洗練されていなくてステキ!
時刻は朝の6時15分 半分寝ぼけています
駅で駅弁を買って「りょうもう号」に乗車します。「りょうもう号」に乗車するのは初めてでした。でも気のせいか座席が狭く、やや窮屈な印象です。
例によって駅弁購入!お店もまだ準備中でしたが朝早くからご苦労様です
父は深川めし、子はそぼろ弁当でした
チビスケメモ
AM7:00 浅草発特急りょうもう1号赤城行き
ちなみに相老までは東武伊勢崎・桐生線をまたいでいく。(東京都→埼玉県→栃木県→群馬県)
AM8:50頃 相老着 わたらせ渓谷鉄道フリー切符を買って駅めぐりを始める。
8:50分 相老(あいおい)駅着
2時間もしないうちに相老駅に到着。いかにも「ローカル線の乗換駅」いった感じでいい感じの駅です。駅員さんもおります。駅員さんは愛想がよく声が大きい方でした。でも駅の周辺はガランとした感じです。
跨線橋から臨む。右側2線が「わたらせ渓谷鉄道」左側は東武鉄道の路線です
画像をクリックしたまま左右にグリグリ動かすことが出来ます(要QuickTime)
他のお客さん達は、いかにも「渡瀬渓谷観光に行く」と行った雰囲気の方々ばかり!「テツ!」らしき人は見あたりません。他の方々は当然ながら足尾に向かう下り列車に乗りますが、我ら親子は上り列車に乗って隣の「下新田(しもしんでん)」へと向かいました
ところで車両本体ですがいわゆる気動車(ディーゼル)ですが、車体は焦げ茶色一色に塗りつぶされた車両で側面にはウサギやサルのなどのマークが貼られております。古くさいようなでも車両によっては古くさくないような不思議な車両達です。車両は一両単独から2〜3両編成と様々でした
列車登場!
うわっ! ボロボロじゃ
9:07同駅発
9:09分下新田(しもしんでん)駅着
相老の隣の駅。片側ホームの駅。当然無人駅。駅を降りると家庭菜園??があります。ホームの向こう側はJRの電車が通過していきます。何も特徴がない駅?です
30分ほどして今度は下り列車に乗ります。
手前がわたらせ渓谷鉄道、他はJRの線路です
特徴がないのが特徴??
幹線道路?を側道に出て、突き当たりを左に曲がると駅があります
9:33同駅発
チビスケメモ
AM9:07頃 わたらせ渓谷鉄道普通桐生行き
AM9:09頃 下新田駅着 下新田駅はわたらせ渓谷鉄道が開業した後にできたのである。周りにはJR高崎支社がある。両毛線の線路もある。(もちろん走っている)あと道路もある。人家は遠回りをすればたくさんある。
AM9:33頃 わたらせ渓谷鉄道普通間藤行き(臨時列車)に乗って水沼駅まで行く
しばらくだらだらと乗車します。観光客で車内はすし詰め状態です。でも運転手さんが「今日はこんなに混んでいるけれど12月になると誰もいなくなっちゃうんだよね」と言っているのが印象的でした
通過した駅、「運動公園前駅」
次はトロッコ列車の始発駅でもある「大間々(おおまま)駅」でしたが、混雑が激しくなり写真を撮ることも出来なくなってきました
途中通過した駅にも気になる駅がありました。
その代表が「本宿(もとじゅく)」でした。斜面に存在し山側の上に道路があるようですがよく見えません。谷側は美しい渓谷風景のようですがあっという間に通過したのでよくわかりませんでした。時間があったら訪れてみたいと感じた駅でした
本宿駅です。通過したのはちょっと惜しかった?
駅の右手は渓谷となっています
10:08 水沼駅着
いくつか駅を通過して水沼駅に到着。ここはホームに温泉が隣接しているという珍しい駅です。時間に余裕があったら温泉につかりたいぐらいでした。周囲は山に囲まれた駅です。
ホームに隣接した左側が温泉センターです。駅の入り口には今やなかなかお目にかかれない丸形ポストがあります
温泉センター入口です
マスコットはカッパとハッピーを合わせて「カッピー」だそうです
跨線橋に大きな美しい蜘蛛がいたので思わず写真に撮りました
無人駅なのですが温泉には従業員がいるので無人駅のような気がしない駅でした。空いているときに訪れればもっとステキなのでしょう
10:38同駅発
チビスケメモ
AM10:08頃 水沼駅着 水沼駅は実質上は無人駅だが水沼駅温泉センターがある。周りには食堂と道路ぐらいで人家はあまり見かけなかった。ここは交換ができる。注)交換とは簡単に言うと上りと下り列車が駅で待ち合わせることができるということです
AM10:38頃 わたらせ渓谷鉄道普通桐生行きに乗ってわたらせ渓谷鉄道最大の目玉の1つ上神梅駅へ向かう。
午前中の上り列車はまだ空いています(それでも座れません)。車内販売でお弁当やら何やらを販売しておりました。
この時は余裕を持って外を眺めることが出来ました。美しい風景を楽しめます
木造駅舎!ベンチも窓枠も木のまま!
この駅は大正時代に作られたものがそのまま残っているという駅です。国の登録有形文化財に指定されているようです。大正元年(1912)に建築されたものだとのことなので100年近く前の建物ということになります。勿論補修はされていますが何ともいい味を出している駅です。
(実はチビスケはこうしたことを事前に知っていたようですが、私は下新田駅に貼ってあったポスターで初めてその存在を認識したのでした。チビスケはぬかりなく事前にスケジュールに組み込んでいたのでした)
地元の方々が丁寧に手入れをされているような感じで「大切にされている」というのが実感できる駅です。でも普通の観光客にとっては興味の対象外であるようで下車したのは数名で駅を楽しんでいるのは我々だけでした。
外の腰掛けもすべて木のまま
事務所は現在はカラオケルームなどとして利用されているそうです
待合も改札もすべて木造です
周囲には普通の民家がありますが、民家の方がはるかに新しいのはなんだか妙な感じでした
トイレですがこちらの方がはるかに新しい!?
上の画像をクリックするとCubicVR(360度パノラマ画像)を見ることができます(要QuickTime)
チビスケが撮影した上神梅駅。歩きながら撮影しているのでブレています。
気持ちが悪くなるかも!
菊の鉢が飾られたり植木が美しく、隅々まで手入れがなされているようでした
一方、かつてはポイントがあった箇所はポイントの線路も外され放置されています。かつての賑わいは過去のものなのですね
それにしても木造の駅が100年近く使用されているなんて、すごいことだと思いませんか?身近な施設である「駅」が地元の方々も生まれたときにはすでに今の駅舎が存在していたなんて本当にすごいことだなあと感心してしまいます
もう少し味わっていたい気もしましたが
11:04駅を後にしました
チビスケメモ
AM10:46頃 上神梅着 ここの駅舎は全部 木だよ。
無人駅である。事務室はカラオケに使われている。ここの駅舎は大正時代からある。
(わたらせ渓谷鉄道はもともとは国鉄足尾線といいJRなってから第3セクターに変更されたのである。)近くには神社があり正月の臨時列車限りここが終点になる。駅ノートがある。近くには人家が数件ある。
AM11:04頃 わたらせ渓谷鉄道普通間藤行きに乗って神戸へ行く
列車は激混みとなっており、先ほどまでのウットリとした気分は吹き飛んでしまいました!!まあ仕方がないや!
ぎゅうぎゅう詰めの下り列車に乗って
11:39 神戸(ごうど)駅着
この駅は「こうべ」ではありません「ごうど」と読みます
駅自体も立派で跨線橋があったりします。観光客の皆さんも大勢乗下車されており賑わっております。駅舎内では物産展のようなものもやっていました。でも無人駅です。このアンバランス感覚が不思議です
駅前風景 これでも無人駅です
例によって画像をクリックしたまま左右にグリグリと動かすことが出来ます(要QuickTime)
ここは昔の特急「けごん」で使用された車両を利用したレストランがあります。これを利用しない手はありません。他のお客さん達が来て満席になる前にすばやくレストランに入りました。
青い列車が止まっていると思いきや
実はこれがレストランなのです
レストラン「清流」です。内部は列車そのものです
ちなみに車体は「昭和35年」製のようです
食事はなぜか「トロッコ列車弁当」を買って食べましたが、これが意外と美味しかったです。自宅で食べたら少し味付けが濃いかもしれませんが出先で食べるととても美味しく感ぜられます
舞茸をはじめ美味しかったです!
跨線橋からの風景 左側の車両がレストランです
食事を済ませ、のんびりして駅周囲を散策します。駅から少し離れて今は使われていない線路の上を歩いたりしていると他の方々もつられてついてきました。やはり都会では歩けないような場所を歩いてみるのは皆さんも興味があるようでした
12:52発
チビスケメモ
AM11:39頃 神戸(ごうど)と読む。無人駅である。ここも目玉の一つである。なぜなら駅の構内に列車のレストラン清流という店があるのだ。(よくパンフレットに載っています。JTBなど)そこでトロッコ弁当を食べた。(トロッコ弁当は予約が必要だが店の中でも売っている。数は限られているが)駅舎内は出店になっている。(たぶん臨時)その後 12:52分頃わたらせ渓谷鉄道普通間藤行きに乗って通洞駅まで行く。
列車は相変わらず大混雑。都会のラッシュの一歩手前状態です。
アナウンスで「窓から美しい風景が見えます」と言われても見えるのは人の頭ばかりです
13:21 通洞(つうどう)駅着
駅は午後3時まで有人ですが、それ以降は無人駅になるという駅です。木造の駅舎も残っており周囲の景色も悪くない。それなのになぜか自分自身の心の中は物足りなさがあります。なぜだろう?なぜかしら?と自問自答しながらの今回の旅となってしまいました。
気のせいかチビスケも物足りなさそうな顔をしています。
なんと!気がつけば私もチビスケも、通洞ではこの構図以外の写真を撮影していませんでした
通洞に到着したらチビスケが「せっかくだから観光をしようか?」と言い出しました。この通洞駅にはすぐ近くに「足尾銅山」の見学コースがあるのです。徒歩3分くらいだし少し予定を変えれば十分だし、当初の予定より駅巡りは一駅少なくなりますが、たまには「観光」もよかろうということになり行ってみることにしました。
少し歩くと観光地らしくなります
いざ!足尾銅山跡へ
おお!これは滑り止めのため、ギアを介して走らせるアプト式というやつではないですか!!(少し感動)
場所は他の観光客の後をついて歩けばやがて到着。ちいさなトロッコ列車に乗って現場に向かいます。ところがけっこう混んでおり行列する羽目になりました。トロッコ列車もあっという間に終点となり物足りなさいっぱいです。それでも炭坑の坑内に作られた施設を見るのはそれなりに楽しめました。
3時前には駅に戻り次の列車に乗り込みました
ところで駅のホームで列車を待っていたら小さな男の子が泣いています。飽きてしまって泣いているようでした。お父さんが「ほら、電車(気動車の間違いですね)が来るよ」と言ってあやしているのですが、男の子は「あんなボロ電車なんかいやだ〜」と言って泣いていました。やはり小さな男の子は「新幹線クラス」で無いと納得しないのでしょうなあ
15:04 通洞駅発
チビスケメモ
13:21分頃 通洞駅着
午後3時までは有人駅だがそれ以降は無人駅だという微妙な駅。ここは観光地として有名な足尾銅山跡がある。最初の予定では行かない予定だったがやめて足尾銅山跡へいってみることにした。とても混雑していた。並んでいる9割9分9厘9毛の人は観光目当てに来ているだろう。足尾銅山鉱毒事件のことは余り書かれてなく、せいぜいあったということだけしか書かれていない。全部見て大体40分くらいである。その後駅へ戻り15:14頃わたらせ渓谷鉄道普通間藤行きに乗って足尾駅まで行く
15:14 足尾駅着
ここは午前中のみ有人駅という駅。かつては貨物駅でもあったようで、廃屋も残っております。さらにいにしえの「キハ30」型気動車が放置されておりました。落書きされて哀れな感じでした。他にもいくつか車両などが置いてありましたが使用されていないようでした。すっかり寂れてしまったような駅ですが、それはそれで美しい駅です。
ここは無人駅のはず!
放置されているキハ30(旧国鉄型車両)落書きされて錆びだらけで哀れです
この小屋はおそらく以前は貨物の取り扱い場所として使用されていたと思われます
右側のカバーのかけられているのはディーゼル車と思われます。カバーは真新しかったですが本線につながる線路は荒れ放題であり、動かすことは困難かと思われます
表にあった小屋はかつては貨物の取り扱いを行っていたと思われます。看板には「引越の御用命は、、」とありますし「国鉄を利用した事業」ともあります。足尾銅山が採掘を行っていた頃はもっと賑わっていたことでしょうね
チビスケメモ
足尾着(ここからは着いた時刻、発車した時刻は書きません)
ここは午前中だけが有人駅だという微妙な駅。観光としては足尾温泉というのが有名らしい。(多分)ここは昔貨物を取り扱っていたらしく駅の端っこのほうにキハ30系が放置されていた。ここは車庫でもあるらしく近くにはお座敷列車の車両が置いてあった。(これはまだ使われています)そしてわたらせ渓谷鉄道普通桐生行きに乗って原向駅まで乗っていく
15:38発
15:40 原向(はらむこう)駅着
再び上り列車に乗り二つ前の原向駅を訪れました
足尾の次の通洞駅は帰り上り列車に乗車するお客さんでいっぱいでした
原向駅を外から眺める
階段を上ってホームに入ります。車いすの方は利用は難しいです
登山口としても使われるのですね。クマが近所に??
ここは途中駅といった感じで何もありません。でも待合所はけっこう立派です。待合自体も比較的新しいようです。周囲は民家ばかりですが空き家も少なくないようです。
線路沿いの風景(足尾側)
駅を出て左右を眺める
とても静かな駅です。左が足尾側、右は桐生側です。ホームの向かい側は山の斜面あり圧迫感があります
チビスケメモ
原向駅着(はらむこう)ここは完全なる無人駅。資料館と合体していて(ここも人は誰もいない)注)待合室のガラスケースに簡単な展示物があります最近立て直したらしい。周りには人家(廃屋ばっかり)と橋がある。注)廃屋というより「空き家」です しかも道路はかなり整備されていてここに行ってしまうと気分が破壊されてしまうのであまり行かないほうがいい。しかも橋の下に流れている川は急流でとても危険である注)路線に並行して川があり、川向こうには国道が走っています。この集落は川と線路に挟まれた形で存在します待合室はとってもきれい。そしてわたらせ渓谷鉄道普通間藤行きに乗って終点間藤駅へ行く
16:29発
16:40 間籐(まとう)駅着+廃線散策
いよいよ終点の間籐です。
すでに薄暗くなりかけており、周囲の様子もはっきりしません
しかし!!この駅に来た最大の目的は「廃線跡」を歩くことなのです
間籐駅の説明書きはなんだか恨みがましい様な文です
もう薄暗くなってきました
実は知る人ぞ知る、しらない人は全くしらないといったことですが、間籐から足尾本山まで線路が敷かれているのです。かつては精錬所から貨物列車が出入りしていたそうです。現在は廃止されていますが線路がしっかりと残っているのです。
まあ歩いてみるべえとてくてく歩いております。だいぶ草が伸びていますが線路はしっかりしています。落石の跡や枯れ木が倒れていたりしますが歩きやすいです。廃線散歩初心者向けと行ったところです(我々は当然初心者です)。
次第に暗くなる中歩いてみました。チビスケは薄暗くなってきた廃線を歩くのが少し怖いらしくおそるおそるついてきます。
途中側面が崩落して線路が半分埋まっていたりしました。しばらく行くと川の上に鉄橋が架かっており、柵が設けられていました。迂回すれば川向こうに行けますが、これ以上進めば途中で夜になるので今回はここでお終いとして駅に戻りました。足尾銅山精錬所跡(これも廃墟)までつながっているとのことですが無理をしないのが子連れの鉄則です!
駅に着いたときはすっかり暗くなり、列車の明かりが頼もしく見えます
まあ歩いてみるべえとてくてく歩いております。だいぶ草が伸びていますが線路はしっかりしています。落石の跡や枯れ木が倒れていたりしますが歩きやすいです。廃線散歩初心者向けと行ったところです(我々は当然初心者です)。
さすがに帰りは列車は空いており、のんびりと体を休めながら帰路につきました。
チビスケメモ
間藤駅着 無人駅。この駅舎は最近建て直されたらしく公民館と合体した駅舎。近くにはミニ展望台がある。この駅に来た目的は駅を味わうほかにもう一つある。それはこの付近にはさっき書いた足尾銅山の精錬所跡がある。足尾銅山が閉山したその後休止になった。(もともとわたらせ渓谷鉄道は国鉄時代足尾線と呼ばれていました)将来復活しようと考えていたらしく路線跡が全部残っている。当然線路も残っている。(精錬所から間藤駅まで鉄道を使って運んでいました)そのため初の廃線跡歩きを行った。
間藤駅→旧足尾本山駅(精錬所の駅名は足尾本山駅といっていました)足尾本山駅までは本当は行きたかったがかなり暗くなってきていたので途中で引き返した。途中の様子は線路はそのまま残っていたがずっと放置されていたのか、がけ崩れをおこしていた。踏み切りも残っていた。(ここだけ線路がはがされていた。)さらに歩くと橋があったが腐っていたのでここを歩くのはとても危険である。ここで列車の時間に近づいてきたので引き返したのである。本日はここで終了である。そしてわたらせ渓谷鉄道普通桐生行きに乗って相老駅に戻ったのである
あとがき
今回は17駅中9駅の訪問にとどまりました
いい路線のはずなんだけれども、何か今ひとつ物足りない気持ちが残りました。駅舎も悪くないし沿線風景も悪くない。それなのに物足りないのはおそらく「人が多すぎた」ためでしょう。多分、この季節を外せば我々のようなひねくれ者にはもっともっと楽しめたのではないでしょうか?しかしこの路線は観光を売りにしないことには存続に関わると思われ、仕方のないことなのでしょうか?上神梅駅舎にしても文化財に登録されなかったら取り壊されてしまった可能性は大いにあるでしょう。生活路線というより観光路線となっている路線の宿命なのでしょうか??複雑な気持ちで帰路についたのでした
チビスケのあとがき
相老駅 ここで近くのレストランで夕食を取った。そして東武桐生・伊勢崎線特急りょうもう号浅草駅に乗って浅草駅に戻ったのである。注)駅前に一軒だけレストランがあったのでした
大人の料金(交通費)
浅草→相老 |
乗車券 1160円 |
特急券 1000円 |
合計 2160円 |
相老→浅草 |
乗車券 1160円 |
特急券 800円 夜割です |
合計 1960円 |
全部の合計 5920円
†
次回予告(多分違うと思うけど) 埼玉県を走る私鉄列車○○○○○(すべて漢字です)
も走る○○鉄道(これも漢字です)
←そんなこと聞いていないよ〜