Vol. 24
2008/April / 20
親子で銚子電鉄全駅下車(前編)
最近うちのチビスケはローカル線の旅??に興味を持っています。しかも「地方駅」に興味を持っています。今回はチビと二人で「銚子電鉄」を半日で全駅乗下車してきました。まあ銚子電鉄は駅数10個で距離も7km程度なので初心者にはもってこいの路線と考え、ここを選びました。
今回はチビスケがとても印象的だったらしく作文が大嫌いなのに自ら記録をつけておりました。チビスケのリクエストもあり、一緒に掲載します(チビスケの文章はこのカラーで表示)。
まずは下準備。まず時刻を調べます。本屋さんで売っている時刻表には当然のごとく銚子電鉄の時刻表までは掲載されておりません。でも現代はネットで調べればあっという間に分かります。でも時刻表だけ見ても「全駅乗下車」は駄目です。そのまま乗車しているのでは無く、下り線と上り線を組み合わせて行けば効率よく進みます。
そこでまずは時刻表をグラフにプロットしていきます
出発の前日までにあわてて作ったのでキタナイですが、実用上不都合はありません。こうやって眺めると1時間に2本しか電車は来ませんが行ったり来たりで乗下車すると意外とすぐに全駅制覇できることが分かります。また必ず「笠上黒生」という駅ですれ違うことに気がつきました。と、いうことはわずか2つの車両で運行されているということもわかります。
2008年3月30日
朝7時36分発の特急で東京を出発
出発進行!
車内の様子(ではないですね)
10時に銚子駅に到着
改札を通らず隣のホームに移動。
あれ?銚子電鉄は?と思っていたらホームのはじに不思議な建物がありました。なんとこれが銚子電鉄の駅舎でした!切符を買おうと思ったら、出札口はどこにもみあたりません。おお!車内精算なんだ理解しました。
これが駅舎!左の車両はJRのものです。煙突のように見えるのは元々風車がついていたそうですが、老朽化のために取り外したそうです。
やがてホームにおもちゃのような電車が来ました。おお!ボロボロですばらしい!!観光客で結構満員になりました。こんなにお客さんが乗車して車体は大丈夫だろうか?と少し心配になります。
表裏
車内で一日乗車券を購入。「ぬれ煎餅」一枚サービス券などがついています
(チビスケメモ)
東京駅→銚子 しおさい1号
銚子駅のホームはJRのホームのはしにある(寂しさが結構ある〕
銚子電鉄は車内清算である
10:03 出発進行!
http://ja.wikipedia.org/wiki/銚子電気鉄道線より
まずは3つ先の本銚子へ
10:09 本銚子駅着
今年から無人駅となったそうです。野暮な自動販売機ですが、運行状況が表示されるので便利と言えば便利。向こうにみえる跨線橋?から見る風景はと
っても素敵!!
桜の木の下をくぐる銚子電鉄
(チビスケメモ)
本銚子駅は無人駅である2007年12月31日まではラッシュの時は有人駅だった
しかし2008年1月1日からは完全無人駅になった今回は春休みだったためテツ以外は
だれも降りなかった(2回も行った)←実は時間が余ったので2回下車したのでした10:15本銚子出発、一つ戻って観音へ
10:17 観音着
駅舎はメルヘンチックですが、私の趣味ではありません。この駅では名物?タイヤキが売られており、当然買いました
駅前風景?です。無理矢理写真をつなげてパノラマにしております。どのお店もシャッターが下りているのは日曜日だからなのでしょうか?
(チビスケメモ)
本銚子→観音
観音駅は有人駅である。駅舎にはたい焼き屋があったため、あんこ入りたい焼きを食べた
駅舎はキリスト教の建物に似ていた10:33 観音出発 二つ下って笠上黒生へ
10:37 笠上黒生(かさがみくろはえ)駅着
難読駅として有名だそうです。
銚子電鉄の目玉?である唯一上下線が交差する駅です。ここでは今時めずらしいタブレット(通行票)の交換が見られます
←この画像をクリックすると360度パノラマ写真であるCubicVRにジャンプします(要QuickTime)
(チビスケメモ)
観音→笠上黒生(かさかみくろはえ)
笠上黒生はタブレッド交換が見られる駅である〔この駅以外は1面1線である〕
この駅は難読駅である〔かさがみくろはえであるかも〕ここでは30分待つ
ここで車掌が交換する。車掌は銚子⇔笠上黒生間だけしかいないタブレット交換風景:駅員さんがホームからヨッコラしょと線路に降りて行きます。そして車両の間からタブレットを交換していました。
駅舎全景、左側はお土産売り場もかねています
右から書かれている「出札口」
さらに周囲を見渡すと
廃車になった車両がありました。今は「物置」として使用しているとのことです。この車両はかつてNHKドラマの「澪つくし」にも登場した車両ですが今はこのような姿となっております。でもまあ昭和11年に製造とのことで平成11年に廃車となったことなので60年以上使用されていたことになります。すごいなあ、、
ホームの脇にあった地元の人用の?通路。地元の方がこの通路を歩いて線路を横切って、フェンスの隙間から出入りしていました
11:03 笠上黒生出発 3つ下って「君ケ浜」へ
つづく