Vol. 20
2007/Jan/7
温故知新
国土情報ウェブマッピングシステムというものがあります。
全国の30年くらい前から航空写真のデータベースです。これを利用して近所の風景の移り変わりをみてみました
(今回は画像が多いので高速回線を利用していない方には重いかもしれません)
!!!!!!!
まずはGoogle map でみた現在の航空写真です。緑色の矢印が当院です。状況から2,3年前くらいだと思います
拡大写真です
クリニックの向かい側は駐車場で左側は畑です。駐車場の右奥にはフットサルの練習場があります。画面右側にはシティコート世田谷給田という立派な公団住宅があります。
さてさてこれからタイムトラベルです
昭和59年(1984)です。
まだ当院の建物はありません。向かいの駐車場、老人ホーム、サッカー練習場も畑でした。緑ケ丘テニスガーデンは当時からテニスコートがありました。明治乳業ビルは現在はビルだけですが当時は工場があったようです。
「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」
昭和54年(1979)です。大きな変化はないようです
「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」
昭和49年(1974年)です。
30年以上前になります。中央高速道路はまだ開通しておらずまだ工事中のようです(調布ー高井戸間が開通したのは1976年)。撮影時期が冬なのでしょうか?緑が少ないようです。
「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」
段々風景が寂しくなってきました。参考にこの写真を再び広範囲をみてみると
このように見てみると、この30年でいかに宅地化が進んだかがわかります。クリニックの建物が建てられたのは昭和61年(1986年)です。話では10年くらい前までは仙川には「ワサビ田」があったとのことですし、明治乳業の建物の場所は昔は牧場があったそうです。吉祥寺通りが舗装されたのは東京オリンピック(1964年)前後だそうです。それにしてもこの写真は昭和49年撮影とのことですが、個人的にはそんなに大昔といった感覚はないのです。この頃私は千葉県松戸市に住んでおり思春期真っ盛り?の頃でした。
皆さまも、近所の昔の風景を見て見るとオモシロイかもしれません。