Vol. 15
2005/July/17
楽しい工作教室
前々から気にしていたのですが、一念発起して例の仮面ライダー555のギアケース(ファイズギアケース)を作り直しました。放送を終えて1年以上経っているのに、、、。
1 内装材つくりなおし
まずはケースの内装材を作り直しました。最初はケースについていたスポンジを利用しましたが、あまりにみすぼらしいので、放送で使用されたと同じように硬質のウレタンフォームから作り直しました。本来は黒なのですが、カイザギアケース作成の時に余っていたグレーの物を使いました。だって結構高価なのです。カイザギアケースと異なり、直線が主体なので意外と楽でした。番組では腕時計風のアイテム(ファイズアクセル=一種の加速装置)は収納されないのですが、ついでなので収納されるようにしちゃいました。
完全に自己満足の世界です
2 ディテールアップ
まずはファイズフォンのディテールアップ。アンテナの部分を銀色のテープを巻いてみました。ミッションメモリという部品は細かく塗りわけてみました。
作 業 前
←これがミッションメモリー
作 業 後
ミッションメモリの塗りわけがお分かりになるでしょうか?
この塗りわけは、以下のように行いました。ベルトのバックル部分の塗りわけで示します。
まずはエナメル系の塗料を用意します(私の子供時代にはエナメル系塗料なんて高価で手に入らなかったなあなどと感慨深いものがあります)
田宮模型のエナメル塗料です。後ろに見えるはなぜか仮面ライダーデルタのグッズ
処理前のパーツ
エナメル系塗料の黒を薄めて、黒くしたい部分に塗ります。当然、はみ出しますが気にしない。
塗料が乾燥する前に、はみだした部分は細い綿棒に薄め液をつけてふきとります。
するとくぼんだ部分にのみ塗料が残ります。いわゆるスミ入れというものです。
できあがり
3.ロゴプレート
どうせここまでやったのですから、ロゴプレートを作り直そうと思いましたが、ちょうどインターネットオークションで特注のプレートが出ていたので、それを入手しました。ステンレス板を利用し、文字部分は薬品でくぼみを付けて塗料を流し込んだという手の込んだものです(いわゆるエッチングというやつでしょうか?)。私には絶対作れない代物です。
ちなみにプレートは3代目になります。初代は真鍮板にインターネットからダウンロードしたロゴをプリントして貼り付けたものでプレート全体がシールで覆われるものでした。2代目はアルミ板に特注のロゴマークを貼ったもの。そして今回が3代目になります。
上(右の写真では左側)が自作のプレート、下が特注のプレートです。自作のものはアルミ板にシールを貼り付け、クリアを吹きつけたものです。カットがキレイではありません。また写真ではわかりずらいのですがアルミとステンレスでは輝きが随分異なります。
一応完成しました!