糖質制限近況  

 


2016/August/27

最近は糖質制限という言葉はかなり広まってきており、「何それ?」と尋ねられることは少なくなってきました。ただし誤解もまだまだあるようで広く認められているとは言えないでしょう。

 ところで私自身はといえば、緩い糖質制限を開始してからかれこれ5年になります。基本的にはめん類、パン、米飯を食べないと言うことです。でもたまにはラーメンを食べたりすることもあるしガチガチの糖質制限ではありません。それでも外食でファミレスに行くときなどは「ライス抜き」は定番です。牛丼などを食べるときは相対的に肉を増やし、ご飯は残します。ただつき合いなどで「寿司」を食べることがあります。この場合にはどうしようもないことが多いですが明らかに以前よりも食べる量は減っております。寿司を食べるのはだいたいは夜ですが、そうすると翌朝は多くは朝食を食べる気にならないくらい腹がもたれており吐息も臭いことが多く、暑いときは妙な寝汗をかいていたりします。こうやってみると既に私の体には糖質は受け付けなくなりつつあるようです。そもそも糖質を食べると以前にも書きましたがワタシは高血糖から低血糖への変化が著しく、低血糖発作を起こし気分が悪くなることがあるのです。

 ところで糖質制限を長く続いて気がついたことは以前よりも食事の絶対量が減っていると言うことです。別に一日3食必ず食べなければならないということではなく、何かに夢中になっていると昼食を忘れてしまうこともあり、だからといって空腹にさいなまれることもありません。もっともデスクワークなので絶対的な必要とされるエネルギーが多くないと言うこともあるのでしょう。かと言って食欲がないわけでなく、ステーキなどは400g位は平気で食べられ、食後に胃もたれすることもありません。でもおそらくそうしたときにもし、ライスをつけたらきっと「おなかいっぱい」になり「胃がもたれてしまった」ことだと思われます。糖質制限をしていると「空腹感はそれほどでもなく、さりとて食べても満腹感を得ることは無い。でもだからといって不満はない。その気になれば結構な量を食べることは出来る」といった印象です

 まあ、糖質制限実行前の体重は87kgでしたが、現在75kg前後でここ数年変化はありません。ウエストは最大91cmまであったものが、現在は80cmです(身長は180cm)。

 ただ老化はどうしようもなく、この数年は老眼の進行が著しいし、根気もなくなりつつある。これだけは糖質制限うんぬんの問題ではなく、「仕方のないこと」「当然のこと」と受け止めております。

 ネットでは糖質制限反対論のようなものを時々見かけますが、多くは背景にスポンサーの姿がちらちらと見えており、また相変わらず「糖質は脳の活動で唯一のエネルギー源」というお馬鹿な意見を振り回しています。街を歩いてもいまだに「コレステロールフリー、脂分ゼロ」とかの文句をうたっている「分かっていない」食品を目にします。
 
今後もワタシは糖質制限を続けるつもり、というより生活のごく普通の習慣となっております