過去発言集 その2
最近、歳のせいか物覚えが悪くて困ります。
夏井先生のHPを見なおしてみると、以前の私の投稿分がしばし見受けられますが、自分自身が投稿していたことを忘れていて「おお！こんなことも言っていたんだなあ！？」と感心することもあります。そこで整理を兼ねて以前の投稿した文章を適宜書きなおしてこちらで掲示してみます（手抜きともいう）
その2
2012/5/9投稿分より改訂
「糖質制限をしてもなかなか痩せない」という意見が特にご婦人から聞くことがしばしです。
「体脂肪を測ると２７％（女性）もあり太りすぎではないか？」とか
「がんばっているのに最初に数キロやせただけで止まってしまった。もっとやせたいのに」
とかご不満の声をしばし耳にします
しかしそうした声を耳にする度に「あなたにとって本当に適正な体重、体脂肪率はどんなものなのでしょうか？」
また「糖質制限は”単に体重を減らすことが目的ではない”のです」と言いたくなります
例えば先に上げた「体脂肪率２７％の女性」に関して言えば、２７％というのは年齢がわかりませんが女性としてはごくごく普通の値ではないでしょうか？
こちらをご覧ください↓
また、私は巷の簡易体脂肪測定器の正確性をあまり信用していないので、どこまであてにしてよいのかわかりませんが（そんなに簡単に体脂肪率が測定できるとは思っていないのです。マトモに体脂肪率を測定しようとすると結構タイヘンな作業になります）
多くの方は「やせること」が目標らしいですが、糖質制限食の目的は「本来の体重、体調を目指す」ことであり「とにかくやせる」ということとは異なるような気がします。
この理屈で行けば、例に上げた方はもともと体重という点では多いというわけではないと考えられます。
それ以上に糖質制限による体調の改善、たとえば昼間の眠気の改善、易疲労感の改善など「本来あるべき体調の改善」は十分にみられるかどうかのほうが大切だと考えています。仮に体重が思うように減らなくても前記のような症状の改善がみられているのであれば糖質制限は十分効果があると考えてもよいような気がします。
「本来の体重に戻った」と思われる方にとってそれ以上「痩せる」ことは求めるのは「低体重」になって却って「体調不良」に陥ってしまうのではないかと思います。
糖質制限の目標は「減量」ではなく、あくまでも「本来の姿に戻す」ということではなかろうかと思っております
簡単にいえば「太り過ぎの方の体重は減るが、痩せ過ぎの方は体重が増えるかもしれない」ということです
上記は2012年5月に書いたものに加筆したものです。個人的なことを言えば私自身「テキトー糖質制限は」継続しています。体重も
リバウンドなど見られずテキトーに続いています。糖質制限を開始する前に履いていたズボン類はブカブカになってしまったので全て処分してしまいました