インフルエンザワクチン接種に関して
2007 年度版
受付けは終了いたしました
今年も接種のための優先時間帯を設けることにしました。
(絶対的なものではありませんが、なるべくこの時間帯をご利用ください。一般の患者さんと分けることにより、患者さんから風邪などをうつされないこと目的にしております。ご理解願います。無論、ご都合の悪い方はこの限りではありません。)
午前10:30ー11:30
午後16:00ー17:30
土曜日は午前中
この時間帯はワクチン接種を優先いたします。
十分な効果を期待されるには年内に接種されることをお勧めします。
(ワクチンは接種してから効果が出るまで約1ヶ月かかると言われております。)
予約などは診療時間内にお願いいたします(お昼休みは電話に出られないことも多いと思われます)
予約は原則電話予約でお願いいたします
メールでの予約は行っておりません
料金は以下の通りです(税込み価格です)
65歳以上 :2200円:三鷹、調布、世田谷区、杉並区などの何れの方も同一料金です
xxxxxxxxxxxxxx
0歳ー12歳:2000円(1回につき) 小児は2回接種をお勧めします。
小児は3週以上間隔を空けて接種されることをお勧めします(最低1週間)
それ以外の方:2500円 大人は1回接種です
小児以外は一回接種と2回接種で効果に差はないと言われています。
また1歳未満のお子さまは接種しても効果は成人ほどは期待できないとのことです。
昨年まで行っていた複数人接種における割引は事情によりとりやめとしました。ご了承ください
おまけ
チメロサール非含有ワクチンに関して
以前より、ワクチンや免疫グロブリン製剤に使用されている水銀含有保存剤チメロサールへの早期曝露は,小児の神経心理学的障害と関連するという仮説があります。医療機関によっては「害がある」と断言されているところもあるようですが、当院では現時点ではチメロサール含有ワクチンを使用しております。
根拠のひとつとして本年9月に発表された The New England Journal of Medicne では 「チメロサール含有ワクチンや免疫グロブリンからの水銀への早期曝露と,7〜10 歳の時点での神経心理学的機能障害との因果関係を裏付けるものではない.」とのことでした。この雑誌は内科領域に関しては世界的権威(権威とかいうのは好きではないですが)のある雑誌です。
ただ、こうした研究は流動的なところもあり、そのうち結論がひっくり返るかもしれない可能性もあります。一方、チメロサール非含有ワクチンが本当に安全なものかという実証もあるかどうかは不明です
ご興味の有る方は調べてみてくださいまし
The New England Journal of Medicne
Volume 357:1281-1292 September 27, 2007 Number 13
Early Thimerosal Exposure and Neuropsychological Outcomes at 7 to 10 Years