当初は、もう少し花鳥風月を愛でる話や、世相を風刺するようなことを書いていこうと思いましたが、いつの間にか情けない話ばかりになっています。かといって愚痴めいた話はいやなのでこのペースが続きそうです
院長のひとりごと その94
May 06.2018
どんどん古くなる
当院では診療に際し当たり前ながらパソコンを使用しております。開院当初〔2002年)から今では珍しくも無い電子カルテを使用しております。ダイナミクスという電子カルテを使用しておりますが、これは基本的に業者任せでは無く、個々の使用者がセッティングするようになっております(業者に依頼することもできます)。もともとPCをいじるのがキライでは無かった私はネットワーク構築も含め全て自分でやりました。わからないことは適宜質問したりしてやってきました。
使用するPCはウインドウズマシンですが、当初はWindows 2000というモノでした。私はもともとアップルのMacintoshコンピュータを使用していましたが、仕事ではウインドウズマシンも使用していたのでさほど違和感なく使用できました。そのうちウインドウズもアップデートされ、それにしたがいWindowsXP →Windows7→8.1→10 と変わってきております(現在は 7、8.1、10が混在する環境)。連日使用しているPCは大体5年くらいで壊れることがしばしで、先日やはり最古参のバックアップ用に使用していたマシンが昇天してしまいました。だいたい3年くらいで買い替えることが多いです。
さらには古いソフトも段々と使えなくなってきます。Officeというソフトが中核ソフトなのですが私はしばらくOffiec2003を使用しておりました。新しいOfficeも導入しているのですが、2003で特に使用上不具合も無く、古い分シンプルなので長年愛用しております。問題点としてよりあたらしいOffice(2010など)で作成した文書は2003では開けないということです。従来はMicrosoftから2003でも文書が開けるように互換ソフトがでていたのですが、今年の4月いっぱいでそれが廃止されたのでした。私はそのことに5月2日に気がつき、もはやそのソフトを新たに導入することは出来なくなりました。さらに2003ではExcelファイルをPDFに変換できないことに気がつきました。先日壊れたマシンはOffice2010を使用していたので気がつかないでいたのでした。
壊れたマシンのかわりに導入したWin10マシンに余っていたOffice2003をインストールしたので発覚したのでした。まあこのマシンに関しては廃棄したマシンにインストールしたOffice2010をインストールすれば問題ないとして、そろそろマシンも含め見直しが必要な時期に来ているのだとつくづく感じております。幸いOffice2010は数台分ストックがあるのでしばらくは問題ありませんが、世の中ではすでにOfficeは2013 → 2016と進歩しております。2010でもすでに古くなっております。
Macintoshにしても長らく使用しているソフトが使用できなくなりつつあります。このHPを作成しているのは当初Adobe GoLiveというソフトでした。使いやすくて良いソフトでした。ところが途中でGo Liveは開発が中止され、OSのアップデートに対応できなくなり、まともに動かなくなりました。そのためAdobeの勧めに従い Adobe DreamWeaverというソフトに乗り換えました。しかしこいつは安くなく、しかもプロ向けなので高機能なのですが高機能すぎて使いこなせていないという欠点があります。
我慢しつつDreamWeaverを使用していますが、数年前にパッケージ版がなくなりました。現在は月にいくらか支払う形式のものしかなくなりました。たまにしか使用しないソフトに毎月お金を払うのは勿体ないので現在も古いままです。困ったことにこれもOSのアップデートに従い動作にアヤシイところが出てきました。今のところは使用できていますがいつまで利用できるか不安です。
他にも長年使用していたソフトの動作が怪しいものがいくつかあります。開発元がアップデートを止めてしまったのが一番の問題なのですが、こちらとしてはどうにかならないかなと思うことが増えてきました。