院長のひとりごと

当初は、もう少し花鳥風月を愛でる話や、世相を風刺するようなことを書いていこうと思いましたが、いつの間にか情けない話ばかりになっています。かといって愚痴めいた話はいやなのでこのペースが続きそうです


院長のひとりごと その89

October23.2016
 

 さよなら中村モータース

 

少し前の話になります
昨年11月に、一つのバイク屋さんが閉店しました
その名は「中村モータース」。東京都板橋区にあった小さなバイク屋さんです
私はこのお店に大学一年(昭和56年)の頃からお世話になっていました。かれこれ34年のお付き合いでした。
大学の近所にあったので、たまたま寄ることがあり以来、ずっとお世話になっていました
バイクの修理、車検、購入もろもろ大変お世話になりました。そのお店がなくなってしまったのです。
昭和42(1967年)開店というのですから48年やっていたということです

 長い間ほんとうにご苦労さまでしたと言いたいし、またこれから自分のバイクのメンテナンスをどうしようと困っているところでもあります。なにせ私のところには大小合わせて4台のバイクがありますが、何れも骨董品に属するもので 1972年製を筆頭に74年、たぶん75年、そして80年と何れも四半世紀以上前のバイクばかりです。こんなボロバイク、いやクラシックバイクの面倒を見てくれるお店を探さなくてはなりません。
 幸いにもあと2,3年は中村モータースの親父さんが個人的に?面倒見てくれるそうですが、その後は当てに出来ません。こつこつと自分でできることは自分でやり、あとは信頼のおけるお店を探さなくてはいけません。

nakamura

考えてみれば中村モータースではこの30数年間に購入したバイクは7.8台ありますが新車で購入したのはスクーター一台のみで、あとは中古車ばかりで他は細かい修理などの依頼が主であり私は決して上客とはいえなかったと思います。
 職人芸的なところがあり、面倒なスポーク調整なども手作業でササッとやってくれたし、古いバイクにETCをつけてもらったし、特殊なパーツを外注してもらい装着してもらったり相当無理なお願いをしてきたと思います。そのようなことを気楽に頼めるお店を探すのはタイヘンだなあと思う日々なのです

とにかく!長い間本当にお世話になりました

関係ありませんが、当院は開院して14年ですが、中村モータースのように48年は続けられないだろうなあ。だったそこまで生きているとはとても思えませんもの。でもあと20年位私自身は現役を続けられるかなあ???