院長のひとりごと

当初は、もう少し花鳥風月を愛でる話や、世相を風刺するようなことを書いていこうと思いましたが、いつの間にか情けない話ばかりになっています。かといって愚痴めいた話はいやなのでこのペースが続きそうです。


院長のひとりごと その67

Jan.12.2008


初災難(その1)

 新年を迎え二日から家族で山中湖に車で出かけました。山中湖のホテルに宿を取りのんびりすることにしました。

快晴です!!

 翌日、奥さんはホテルで一人のんびりしたいというので奥さんはホテルに置いておき、チビスケと二人で富士急ハイランドにでかけました。


 

富士急ハイランドでは半日スケートを楽しみ、薄暗くなるまで遊んでおりました。夕方になるとさすがに寒くなってきたのでホテルに戻ることにしました。

と、ここまでは極めて順調でした

だだっ広い駐車場に向かいました。
あれれ?車はどこ?

浮かれて来園したのできちんと場所を把握しておりませんでした。

あらまあ車がどこにあるのかわからなくなりました。あたりはどんどん暗くなりますます車が判別しにくくなります。気温は3度、ああ寒い!しばし探してようやく見つけ出し、ほっと一安心。


さあ帰ろう!

と乗車しセルを回します。

、、、、???(Sound of Silence)

あれ?エンジンがかかりません。
再度セルを回します。
確かにセルは回りますがエンジンがかかりません。
来るときは何ともなかったのに、時おり一瞬エンジンがかかりますが、後が続きません。
えーっ!??
こんなところで故障!!??

しばし始動を試みますがエンジンは結局かからず、あきらめてJAFを呼ぶことにしました。ああJAFに加入していて良かった!それに昔と異なり携帯電話があるので公衆電話を探すこともなく、車に乗ったまま電話をかけられます。

でも正月でこんなところにすぐにJAFは来てくれるのでしょうか?
でも電話をかけると親切に対応していただき40分くらいで来てくれるとのこと。

ありがたやありがたや
気温は0度前後ですが、車の中はそれほど寒くはなく二人でだべっていれば時間はあっという間に過ぎます

 やがて暗闇の中からJAFの車がやって来ました。でも立派なキャリアカーです。これって車を積んで帰ることになるの???と不安になります。



この積まれている車両は関係ありません

担当の方が車をチェックしてくれます。このまま動いてくれればいいなあと願いつつ横で見ていました
やがて、担当の方がおっしゃいました。
「どうやらここでは修理が出来ないようです。工場まで運びましょう

ガーン!!

入院ですか!!

で、気を取り直して
「ところでどこに運ぶのですか、そして我々はどうすれば良いのでしょうか?」と尋ねたところ
「工場は都留にあります。何れにせよ手続きがあるので一緒に来てください」とのことでした。

えー??都留って大月の近くだよなあ、結構遠いんじゃないの?山中湖とは方向だなあ、、、。
 ああ、もうなるようにしかならないと諦めました。


私の車は哀れトラックに積まれ、我々もトラックに乗ります。
チビスケは「トラックに乗るのは初めて!!」とむしろ喜んでおります。

ところで都留って、高速道路で行くのかなあなどと思っているうちにトラックは問答無用で高速道路に入ります。ぐんぐんぐんぐん走ります。さて都留で降りるのかと思っていたら、なんと都留は上り方面に出口が存在しないため一旦大月まで戻って、大月でUターンをして再び高速道路に入らなければならないのでした。
 ぐるっと回って高速に入り直し、無事都留で降りました。やがていかにも町工場という工場に到着しました。お正月の夜というのに経営者と思われる年配のご夫婦が出迎えてくれました。

 お正月なのでそこにおられるのはご夫婦だけでしたが、いやな顔ひとつしないで対応していただきました。感謝感謝

 さて、手続きは済んだが再び山中湖に戻らねばなりません。タクシーを呼ぶしかないのかなあと心配していたら、そこではレンタカーも取り扱っているというのでレンタカーを借りることにしました。

 ちなみにレンタカー担当は息子さんとのことでしたが、夕食中だったのにわざわざ着替えて来ていただきました。ありがとうございます。

 レンタカーをお借りしてさっそく出発。時刻は7時半を優に過ぎています。夕食の受付けは8時半が最終なのでまっすぐ山中湖方面に向かいます!と言いたいところですが、前述したように都留インターからは山中湖方面には直接いけないので、またも大月まで戻ってそこでUターンをして再び高速に乗って帰りました。

ギリギリ8時半に間に合い、ぶじご飯を食べることが出来ました。


大きな地図で見る

都留と大月はルートを右上に辿ると現れます。一方山中湖は右下に辿ると現れます

チビスケいわく、「非常に珍しい体験をしたので面白かった!でも二度と体験したくないね!!」とのことでした。

ところで肝腎の修理は正月休みが終わらないと工場が動かないのでそれまで都留におあずけです。東京には翌日、そのレンタカーでもどりましたが、そのまま代理店に返したので「自動車」という足が無くなりました。

借りたのはマツダのアテンザ。よく走りますね


 翌日からはお仕事が始まります。さてどうしたものか!!?

つづく