当初は、もう少し花鳥風月を愛でる話や、世相を風刺するようなことを書いていこうと思いましたが、いつの間にか情けない話ばかりになっています。かといって愚痴めいた話はいやなのでこのペースが続きそうです。
院長のひとりごと その59
Jan.17.2007
ベルトを探せ！
1月になり、例年テレビ放送の「仮面ライダー」シリーズが最終回を迎えます。毎回ハラハラすることが多いのですが、あくまでも「子供番組」であり悲惨な最終回を迎えることはないので、そこそこ安心して見ております。（それでも2002ー03年に放映された「仮面ライダー龍騎」は最終回のひとつ前の回で主人公が血へどを吐いて死んでしまうとエピソードがあり、これにはビックリしました）
で、何もよりもこの時期は放送終了を控えてキャラクター製品が投げ売りされるのです！！！。
昨年の「仮面ライダー響鬼」は内容は面白かったのですが、オモチャははっきりいってショボかった。ウリのはずの変身ベルトはベルトのバックルが「太鼓」になっており、それを叩いて遊ぶというものであり、サイズも小さく（当たり前ですが）とても購入する気にはなれませんでしたし、何よりもチビスケも興味を示してくれませんでした。
一説では響鬼のオモチャの売れ行きは芳しくなかったそうです。それを裏付けるようにオークションなどを見ても平成歴代ライダーシリーズのオモチャとしては値崩れが激しいようです。
これが人気のなかった仮面ライダー響鬼のベルトセット。バックルが太鼓になって、これをたたいて遊ぶそうですが、、。響鬼は変身するときにベルトは使わないので、オモチャとしても中途半端なものとなってしまった？？
うわさでは響鬼シリーズは過去最低の売り上げだったとか（未確認情報）。そこで2006年から始まった「仮面ライダーカブト」は今までのシリーズのオイシイところを集めてつくりあげられたとのことです。
当然、変身ベルトもオモチャで発売されました。今年はギミック満載！色々スイッチがついており、音が出たりピカピカ光ったり実に楽しそう！これならば購入しても良いなと欲望がムクムクと湧いてきました
これが「仮面ライダーカブト」の変身ベルト。カブトムシをモチーフとなっていますが、結構良くできており原点？に帰った？？
ところが重大な問題が発生！
例年ならばチビスケが変身ベルトを欲しがるのですが、チビスケもすでに小学生！仮面ライダーの番組は見てもオモチャには興味が薄れてきたのです！！！いつものように「子供が欲しがるから」という理由で購入できなくなりました。
そこで「クリニックで購入して、来院されるお子ちゃま達に楽しんでもらう」という理由付けがでてきました。税理士の話では「クリニックの備品として購入するのであれば、必要経費として認められます」とのこと。（実は税理士の助手もライダーファンだったりして）
しかし！！（しかしもかかしもない！）クリニックの備品にしてしまうのには惜しい気もする。第一、こんなによくできたものをおこちゃま達にもてあそばれるのはモッタイナイ？？ なんて逡巡しているうちにこの時期になってしまいました。
変身ベルトは決して安くありません。バンダイの元の価格は4725円とのことです。妙なプライド？というものがあって、「幼児のオモチャに5000円も払うのはモッタイナイ。高いお金を出して買うのはオタクだ！」という考えがムクムクと頭をもたげてきました。
そこで
「1月になったら値崩れするから、その時なら買っても良い」
と妙な結論に達しました。ちなみに秋ごろまではどこに行っても山積みされて販売されており、量販店では2割引の3800円くらいで売られていました。以前、放送終了後に2004年に放映された「仮面ライダーブレイド」のベルトが1980円で投げ売りされているのを見た事が有るので、この時点ではまだ購入に至りませんでした。
さて12月になりました。お店を覗いてみるとクリスマス商戦の影響もあってか、まだまだ強気のようで少しも値下げされていません。諦めて撤退しました。
新年を迎え1月になりました。仮面ライダーカブトは1月第３週で最終回を迎えます。
新年早々、秋葉原のヨドバシカメラに行く機会があったので、オモチャ売り場を見て見ると、、脇役のベルトはまだありましたがなんと！カブトのベルトはすでに売り切れ！これはちょっとまずいかな？と思いつつ撤退しました
先週、新宿のヨドバシカメラに立ち寄ったら、あらら仮面ライダーカブトの商品はキレイさっぱり無くなっていました。よくよくみると「絶対売れないな」と予想していたオモチャだけが売れ残っていました。私の予感は正しかった！しかしこれではまずいなあ（汗！）
売れ残っていた武器「ゼクトマイザー」。腕につけて遊ぶものです。カブトムシの格好をしたタマ？を発射します。私は発売当初から、絶対売れないと予想していましたが、番組でも実際に使用されたのは数回のみでした。きっと魅力がなかったと思われます。
さて、このままでは値下げをまつどころか品物が無くなってしまいます。そこでバンダイの通販を調べてみると、そこにはちっとも値下げされていないままの広告がありました。しかも「売り切れ」の非情な表示。ちなみにゼクトマイザーはまだ売れ残っていました。
次にインターネットオークションを調べてみました。そこには新品のベルトがいくつも出品されていました。しかし値段は決して安くなく、送料などを含めると割高になるばかりでした。ときどき「中古品」も出品されていましたが、まだまだ人気があるらしく3000円前後でした。送料などを考えるとやはり安いとは言えませんでした。
蛇足ですが、ベルトの後付けパーツとして発売された「ハイパーゼクター」は生産数が元から少なかったのか、どこにも見当たらず、オークションではもともと3000円もしないものが倍以上の値段で取引されておりました。オークションが安いと言うのは大間違いで、むしろ欲の皮が突っ張った一般人が少なくないというのが正直な印象です。
これが幻？のバイパーゼクター
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さて、残す時間はあとわずか。新番組が始まればオモチャ売り場の陳列場は新しいオモチャに一新され、カブトシリーズは一掃されてしまいます。明日、仕事に帰りにドン・キホーテによってみるか？それとも吉祥寺のユザワヤによってみるか？でもユザワヤは駐車場代の割引がないから下手をすると損だなあなどとセコイことを考えております。
