院長のひとりごと

当初は、もう少し花鳥風月を愛でる話や、世相を風刺するようなことを書いていこうと思いましたが、いつの間にか情けない話ばかりになっています。かといって愚痴めいた話はいやなのでこのペースが続きそうです。


院長のひとりごと その 36

Sep.4.2004

なぞなぞが謎を呼ぶ

前回の「分類不能項目」で「なぞなぞ」をだしたところ以下のようなご指摘を受けました。



「おまけ設問で回答は「ドイツの地名」とありますが、それは「オランダ」のまちがいではないでしょうか?」

慌てて調べ直したところ、かの地は確かにオランダであり、ドイツではありませんでした。(既に訂正済み)

思わず
「この土地ドイツんだ?」「おらんだ!」という古典的オヤジギャクが頭に浮かんでしまいました。

インターネットでついでに調べると、何でも避暑地として結構有名なところだそうです。さらに調べているとなんと銀座に同じ名前のレストランを発見!ホームページがあったので見てみたら、なんとびっくり「
イタリア料理レストラン」なのです。なんでオランダの地名のイタリアレストランなのでしょう?まるで「軽井沢」という名前の中華料理屋といった感じがしました。

そうした話題を一緒に書いて先程ご指摘をしてくれた方にお返事を差し上げました。

するとすると、さらなるメールが届きました。そこには恐るべき質問が!!!


そういえば、ファミレスの「バーミヤン」も中国の地名ではないのに

なぜ中華料理なんだろう??と前から私は不思議に思っているのですが・・。


こ、これは新たなる挑戦状?

でも確かに「バーミヤン」はアフガニスタンであり、中国ではありません。しかも桃太郎をイメージする謎の「桃」のマーク!(私はバーミヤンが中華料理レストランであることを知ったのは、比較的最近のことでした)

そこで思い切ってバーミヤンにメールを出して聞いてみました。知らなかったけれどバーミヤンって「すかいらーく」の系列だったのですね?(忙しい中こんなメールを出してすみません)

すぐに返事が来ました


さて、この度はバーミヤンに関するご質問を賜り、誠にありがとうございました。
「バーミヤンの名前の由来」についてですがバーミヤンの由来は、
シルクロードにある古都の名前でございまして
現在のアフガニスタンになります。
かつて西洋と東洋の文化を結びつける中継地点として栄えた
「バーミヤン」のように、私共も、中華料理を通して
人と人とを結びつける中継地点でありたいという願いがこめられております。
そこで、中華料理の基本思想「医食同源」にちなんで、
不老長寿の象徴であり、世界的にも通用する「もも」を
トレードマークにさせていただきました。
私共も、一人でも多くのお客様にお食事を楽しんでいただけるよう、
努めてまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。


とのことでした。ふーん、でもなんだかスッキリしないなあ、本当かしらん?
ちょっとこじつけに近いのでは(バーミヤンさんごめんなさい)と思ってしまいました。ブリジストンとかサントリーなみのひねった(ひねくれた?)ネーミングを期待していましたが、ちょっと残念。

桃は桃太郎とは関係がないのですね。これも残念(なにが?)

さっそくメールを書いてご報告しました。
すると、さらに新たな挑戦状?が届きました。

ところで、ついでに言ってしまいますが、
バーミヤンといえばもう一つ不思議に思っていることが
あります。
お店の看板の「桃」に、「雲」がついている店と「雲」のついて
ない店があるのです。
入って比べてみた感じ、未だ決定的な理由をみつけることが
できずにいます(そんなにしょっちゅう行っているわけではない
ですよ)。
いつもお店の人にきいてみようと思うのですが、いざとなる
となかなかきけないものでして。


←ホームページ上の桃のマークは「雲」なしです。多くの店舗はこれが多いようです。

←千歳烏山にある「雲」つきバーミヤンです。

さすがにここまで気がつきませんでした。そもそも私はジョナサンかっぱ寿司にはよく入りますが、バーミヤンは利用したことがありません!。そこまで知らん!と思いつつ事務の女の子達にご意見を伺うと
「それってバーミヤンの
遊び心じゃないでしょうか?」とおっしゃります。
「どうして?」と理由を尋ねると
「すかいらーくでもマークのひばりにリボンがついているお店とそうでないお店があります。あれはきっと遊び心ですよ!バーミヤンもきっと同じ理由ですよ」とのたまいます。
成程なるほど、何だかすごく説得力がありそう。思わず感心してしまい、また「バーミヤンって、そんな遊び心があるんだ!なかなかやるなあ」と一人感心しておりました。


←ホームページ上のマークはリボンがありません

すると数日後、再び挑戦状の主からメールが届きました。


あれからすぐ、例の「桃と雲」の件、バーミヤンに問い合わせ
ましたら、以下のような返事がきました。


 「バーミヤン看板の雲」の件についてですが、
 店舗を年々モデルチェンジしており、以前つけていた時期が
 ございましたので、
 その当時に開店した店舗の看板には雲がついております。
 デザイン的な事で特に他の意味はございませんので
 今後ともお気軽にご利用くださいませ。



なんだ!つまらない!!!メールを送ってくれた方は原因解明のためにお店に行ったこともあるそうなのです。きっと「すかいらーく」も同じ理由なのでしょう。

先程のイタリアレストランも理由を聞いたら案外がっかりするかもしれないので質問するのは止めにしました。知らぬが仏とはこのことなのでしょうか?