分類不能項目
Vol. 56
カメラに収まらない、、、一部屋全部が鉄道、、、
ドデーンと作られたレイアウトはとても素人が作成したものとは思われません。聞くとプロに設計してもらったものだそうです。そりゃこんな立派なもの素人じゃ無理だよね。ただまだ完成したわけでは無いようで、これからまだまだ作りこみが加わるのではないかと思われました。
レイアウトの上には無造作と思えるくらいに高価な模型がゴロゴロ配置されています。一台ウン十万円もする「天賞堂」の模型がごろごろしております。触るのが怖いくらいです
すげーなあ、、。奥にあるのは新型東北新幹線、これだけでウン十万円するんですよね!
運転可能になっていますが、この運行システムもプロの手によるものです。すごすぎます。
一体、いくらかかったのでしょうか!?でもそんなことを尋ねるは野暮ってものです。だって「道楽」ですものね!
運転システムの中枢部。どう見てもプロの仕事ですね
なんといっても注目すべきは「本物の運転台」です。一体どういう経過で入手したのか話を聞いても理解できないのですが、とにかく本物です。これが鉄道模型運行システムと連携するのです。
最初に先ず電源を入れて、各種メーターが作動するまで暫し待つなど実物と同じようにしています。マスコンハンドルを動かしてみますが意外と重い。本物って結構力がいるんだなあと感心したりします。
おお!本物
ブレーキをかけると、ちゃんと「プシューッ」と例の音が響きます。この音も本物で、そのためにちゃんとコンプレッサーも備えてあるのです。
運転するときにはちゃんと帽子と手袋も用意されています
車両によってはテレビカメラが内蔵されており、運転台から前方の風景を見ることも出来るそうです。
運転中の様子をモニタに映すこともできます。
ちなみに正面の鉄骨に塗られている塗料も本物に塗られているのと同じ色にしてもらったそうです
いやあすごいですねえ!話を聞くと結構鉄道仲間が集まってきて(それも結構年配)酒を飲みながらダラダラ運転していたりするそうです。先日は某有名鉄道模型メーカーの社長が遊びに来たそうです(仕事抜きで)。こういうのを本当の道楽っていうのでしょうなあ、、。
通常タイプの運転台もあります
ご本人は「あとxxxの車両が手に入ったら打ち止めにしようかなあ」と言っていましたが、具体的に聞くと「あれと、それと、こいつと と次々に名前が出てきます。ああ、これはきっと永遠に打ち止めにならないですね
「僕が死んだら、この部屋にお棺を置いてタイフォン(列車の警笛)を鳴らしてお別れにしてください」とのことでした。(ちなみに本物のタイフォンも置いてありました)
チビスケは「あの人が死んだら、あのレイアウトや模型は一体どうするんだろうと?」変な心配をしていました。まあ当分あの世に行ってしまうようなことも無さそうですし今しばらく現世で楽しんでいただきましょう
壁の棚には各種模型がゴロゴロしていました
圧倒されながらも、チビスケとダラダラと楽しく半日過ごさせてもらいました
それにしてもよく奥さんの許可がおりたものだと、妙に感心してしまいました.
部屋の入口には列車の扉の開閉スイッチがありました。残念ながら不動でした